保険がわからない人へ。初心者が最初に知るべき保険の基本まとめ

保険について
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「保険、そろそろ考えなきゃ」と思いながら、後回しにしていませんか。

保険の話がわかりにくいのは、あなたのせいではありません。言葉が難しく、商品が多すぎて、どこから手をつけていいかわからないからです。

実際、生命保険文化センターの調査では、生命保険に関する知識について「詳しくない」と答えた人が半数以上を占めています。わからないのは、多数派なのです。

この記事は、そんな方が最初に読む1本として書きました。

  • 保険の種類と違い(生命保険と医療保険)
  • みんながいくら払っているのか
  • 自分が払いすぎかどうかの判断方法
  • 見直すべきタイミング
  • 相談するときに知っておくこと

この記事だけで、保険の全体像がつかめます。 各テーマをもっと詳しく知りたくなったら、途中のリンクから深掘りできる構成にしました。

上から順に読んでいけば、「自分は何をすればいいか」が見えてくるはずです。


まず知るべきこと:保険は大きく2種類

最初につまずくのが、保険の種類です。ここを整理するだけで、かなりスッキリします。

覚えるのは2つだけでいいです。

生命保険=家族のための保険

自分が亡くなったとき、遺された家族にお金が支払われる保険です。

家族の生活費や、子どもの教育費をまかなうためのもの。だから、守るべき家族がいない独身の方は、大きな保障は必要ないことが多くなります。

医療保険=自分のための保険

病気やケガで入院・手術したとき、自分がお金を受け取る保険です。

治療費の自己負担を軽くするためのもの。ただし、日本の公的な健康保険はかなり手厚いので、「本当に必要か」は人によって変わります。

表で整理すると

生命保険医療保険
どんなとき死亡・高度障害入院・手術
誰が受け取る家族自分
何のため遺族の生活費治療費の負担軽減

この違いさえ押さえれば、保険の話の8割はついていけます。

なお、日本には高額療養費制度という仕組みがあり、医療費の自己負担には月ごとの上限があります。「入院したら数百万円」ということは通常ありません。ただし、2026年8月からこの上限額が引き上げられます

2つの保険の違いと、公的保障の詳しい内容は、こちらで解説しています。

 生命保険と医療保険の違いは?初心者向けにやさしく解説します


みんないくら払っている?平均は年35.3万円

次に気になるのが、金額の相場ですよね。

生命保険文化センターの2024年度調査によると、世帯の年間払込保険料の平均は35.3万円(月約2.9万円)です。

でも、平均を鵜呑みにしないでください

ここが大事なポイントです。

金額の分布を見ると、年間24万円未満(月2万円未満)の世帯が約37%を占めています。最も多いのは「12〜24万円未満」の層です。

つまり、平均より少ない金額で済ませている世帯のほうが多数派なのです。

平均値は、一部の高額な契約に引き上げられます。「平均より低いから保障が足りない」と不安になる必要はありません。

使いやすいものさしは「年収の6%」

金額そのものより、年収に対する割合で見るほうが実用的です。

調査では、保険料が世帯年収に占める割合は平均6.0%でした。

世帯年収6%の金額(年間)月額
400万円24万円2.0万円
500万円30万円2.5万円
600万円36万円3.0万円

自分の保険料と比べてみてください。大きく上回っているなら、一度中身を確認する価値があります。

年代別のデータや、払いすぎを判断する具体的な方法は、こちらで詳しく解説しています。

▶ 保険料の平均はいくら?世帯・年代別データで自分が払いすぎか判断する方法


「払いすぎ」を判断する3つのものさし

平均額はあくまで参考です。実際の判断は、次の3つで行ってください。

① 保障の内容を説明できるか

これが一番大事です。

  • 死亡したとき、いくら受け取れますか
  • 入院したとき、1日いくら出ますか
  • いつまで払い続けますか

答えられない項目があるなら、金額の大小以前の問題です。内容を把握していない保険は、必要かどうかの判断ができません。

② 公的保障と重複していないか

前述の高額療養費制度に加えて、会社員なら傷病手当金や遺族厚生年金もあります。

これらを計算に入れずに保障を決めていると、必要以上に大きな保険に入っている可能性があります。

③ 今の生活と合っているか

保険は「入ったとき」の状況に合わせて設計されています。その後、状況が変わっていませんか。

特に10年以上見直していない方は要注意です。医療保険は入院日数の考え方が変わってきており、古い商品は現在の医療実態と合わないことがあります。


見直すタイミングは「人生の節目」

「じゃあ、いつ見直せばいいの?」という話です。

答えは、◯年ごとではなく、ライフイベントが起きたときです。

タイミング見直しの方向
結婚配偶者のための保障を検討
出産保障を手厚く(必要額が最大になる時期)
住宅購入減らせる(団信と重複するため)
子の独立減らせる(教育費ぶんが不要に)
転職・退職公的保障の変化を確認

住宅購入は「減らせる」タイミング

意外に思われるかもしれませんが、住宅ローンを組むと多くの方が団体信用生命保険(団信)に加入します。

団信は、契約者が亡くなるとローン残債がゼロになる保険です。遺族は住居費の心配がなくなるので、それまでの生命保険と重複する部分を減らせる可能性があります。

ただし、団信が消すのは「ローン残債」だけ。生活費や教育費は別途必要なので、減らしすぎには注意してください。

【重要】解約の順番を間違えないでください

これは知らないと実害が出ます。

新しい保険の契約が成立するまで、今の保険を解約してはいけません。

先に解約すると、健康状態によっては新しい保険に入れず、無保険状態になる恐れがあります。重複する1〜2ヶ月分の保険料は「安心料」と割り切ってください。

各ライフイベントで確認すべきことは、こちらで詳しく解説しています。

▶ 保険の見直しタイミングはいつ?結婚・出産・住宅購入など節目で確認したいこと


自分で判断できないときは

ここまで読んで、「やっぱり自分では決められない」と感じた方も多いと思います。

それが普通です。 保険は商品数が多く、公的保障との組み合わせも複雑です。素人が完璧に判断するのは、現実的ではありません。

選択肢は2つあります。

① 自分で調べる

  • 保険証券を並べて、保障内容を書き出す
  • 生命保険文化センターのサイトで公的保障を確認する
  • 各社のシミュレーションツールを使う

時間はかかりますが、費用はかかりません。

② 無料相談を使う

FPに無料で相談できるサービスがあります。証券を持っていけば、現状を整理してもらえます。

ただ、多くの方がここで引っかかります。「無料なんて、どこかで元を取るつもりでしょ?」と。


「無料相談」のからくりを知っておく

その警戒心は正しいです。仕組みを知らないまま使うと、後悔することもあります。

なぜ無料でできるのか

答えはシンプルで、保険会社から相談窓口へ支払われる手数料で成り立っているからです。

  1. あなたが無料で相談する
  2. 納得できる保険があれば加入する
  3. 保険会社から窓口へ手数料が入る

つまり、相談料を払わなくても事業として回る仕組みです。

保険料は上乗せされません

よくある誤解ですが、代理店を通しても保険料は高くなりません。手数料は、あなたが払う保険料からではなく、保険会社の取り分から支払われるためです。

直接契約しても代理店経由でも、保険料は同じです。

ただし、窓口も商売です

正直に書きます。窓口は加入してもらって初めて手数料が入るので、完全に中立というわけではありません

だからこそ、押し売り対策を知っておくべきです。

  • その場で契約しない(良い保険は1週間後でも良い保険です)
  • 相談の目的を絞って伝える(話が脱線しにくくなります)
  • 担当者を変更できるサービスを選ぶ

無料の仕組みと、押し売りされないための方法は、こちらで詳しく解説しています。

 保険相談は無料なのになぜ?からくりと、押し売りされないための方法


相談すると決めたら:準備は2つだけ

相談を申し込むことにした方へ。準備といっても、必要なのは2つだけです。

① 保険証券を用意する

今の保障内容がその場でわかります。紛失した場合は保険会社に再発行を依頼してください(数日〜2週間かかります)。

まだ保険に入っていない方は、手ぶらでOKです。

② 「何を知りたいか」を一言で決めておく

これが実は一番大事です。

  • 「今払っている保険料が高すぎないか確認したい」
  • 「子どもが生まれるので、学資保険が必要か知りたい」

目的が曖昧だと、話が広がって大きな提案をされやすくなります。

初回に印鑑・通帳は不要です

安心材料としてお伝えします。印鑑や口座情報は、契約するときに必要なもの。初回相談では求められないのが一般的です。

逆に初回から求められたら、少し警戒したほうがいいかもしれません。

当日聞かれることや、持ち物の詳しいリストはこちらです。

▶ 保険の無料相談で聞かれることは?持ち物リストと当日の流れ


まとめ:今日から何をすればいいか

長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。最後に、やるべきことを整理します。

ステップ1:保険証券を探す

まずはここからです。何にいくら払っているか、書き出してみてください。保険を持っていない方は、このステップは飛ばして大丈夫です。

ステップ2:3つのものさしで確認する

  • 保障内容を説明できるか
  • 公的保障と重複していないか
  • 今の生活と合っているか

ステップ3:判断がつかなければプロに聞く

自分で結論が出ないなら、無料相談を使う選択肢があります。相談したうえで「今のままで大丈夫」という結論もあり得ますし、加入しないという選択も可能です。

大事なのは、受け身にならず、目的を持って利用することです。

相談先を選ぶときのポイント

「担当者が合わなかったらどうしよう」という不安があるなら、担当者を変更できる制度があるサービスを選ぶと安心です。自分で断らなくても、運営側が対応してくれる仕組みがあります。

そうした制度のある無料相談サービスについて、仕組み・評判・正直なデメリットまでまとめた記事がこちらです。

 保険マンモスの評判・口コミは?無料相談の流れとデメリットを調べてまとめました


この記事で紹介した記事一覧

もっと詳しく知りたいテーマから読んでみてください。

保険の基本を知る

▶ 生命保険と医療保険の違いは?初心者向けにやさしく解説します
2つの保険の違いと、公的保障でどこまでカバーされるかを解説しています。

▶ 保険料の平均はいくら?世帯・年代別データで自分が払いすぎか判断する方法
最新の統計データと、払いすぎを判断する3つのものさしをまとめています。

見直しを考える

▶ 保険の見直しタイミングはいつ?結婚・出産・住宅購入など節目で確認したいこと
ライフイベントごとに確認すべきことと、解約の順番の注意点を解説しています。

相談する

▶ 保険相談は無料なのになぜ?からくりと、押し売りされないための方法
無料の仕組みを図解し、押し売りを避ける具体的な方法をお伝えしています。

▶ 保険の無料相談で聞かれることは?持ち物リストと当日の流れ
当日の持ち物と、聞かれることを事前にまとめています。

▶ 保険マンモスの評判・口コミは?無料相談の流れとデメリットを調べてまとめました
無料相談サービスの評判と、正直なデメリットをまとめています。

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