大腸の内視鏡検査を受けて、「ポリープがあったのでその場で切除しておきましたよ」と言われた際、まず気になるのが「これって加入している医療保険の対象になるの?」ということですよね。
結論から言うと、多くの場合で保険金の支払い対象になります。
しかし、中には「せっかく請求したのに、対象外と言われてしまった…」というケースも。今回は、請求前に知っておきたい注意点と、ベストな請求のタイミングについて解説します。
「手術」として算定されているかを確認!
大腸ポリープを切除しても、稀に保険が下りないケースがあります。それは、病院側が「手術」ではなく「検査(生検)」として費用を算定している場合です。
- 手術扱い: 「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術」などの名称で領収書に記載されます。これは保険金の対象になることがほとんどです。
- 検査扱い: 組織の一部を採っただけの「生検」などは、保険上の「手術」には該当せず、給付金の対象外となることが一般的です。
まずは、会計時にもらう「診療明細書」の「手術」区分の欄に手術の記載があるか確認しましょう。
病理検査の結果で「もらえる金額」や「書類」が変わる?
切除したポリープは、その後「病理検査」に出されます。この結果が非常に重要です。
実は、ポリープが「良性」か「悪性(がん)」か、あるいは「上皮内新生物」かによって、保険の給付内容が変わることがあります。
- 悪性や上皮内新生物だった場合:
がん診断給付金などの対象になる可能性があります。その場合、通常の領収書コピーだけでなく、医師による「診断書(証明書)」が必要になるケースが多いです。 - 良性だった場合:
多くの保険会社で、診断書不要(診療明細書のみ)でお手軽に請求できるケースが増えています。
請求は「病理検査の結果」が出てからが鉄則!
「早くお金を受け取りたい」と焦って、切除した直後に請求手続きを始めるのはおすすめしません。
もし先に請求してしまい、後から「実は悪性(がん)だった」と判明した場合、追加で書類を取り直したり、二度手間になってしまうからです。
病理検査の結果が出るまで(通常1〜2週間程度)待ち、確定した結果に基づいて保険会社に連絡するのが一番スムーズです。
まとめ
大腸ポリープの切除は、立派な「手術」です。
- 診療明細書で「手術」の区分があるか確認する
- 病理検査の結果が出るまで待つ
- 結果に合わせて必要な書類を保険会社に確認する
このステップを踏むことで、漏れなく、そしてスムーズに給付金を受け取ることができます。もし不安な場合は、お手元の保険証券を準備して、カスタマーセンターに「大腸ポリープの手術をしたのですが」と問い合わせてみてくださいね。

