その後進展のない調停が4回あり、長い戦いの日々が続いていました。
今までお願いしていた弁護士さん。
悪い人ではないのですが…
- 必要な提出物を出し忘れたり
- 調停委員の方への口の聞き方があまり良くなかったり
- 何より、一向に進展しない話し合いが続いたり…
お金を払った手前、「これが普通なのかもしれない」と、我慢するしかないと思っていました。
夫が出ていってから、1年近くが経とうとしていました。
【転機】友人の一言「その弁護士、大丈夫?」
そんなある日、私の友人に相談を持ち掛けられました。
「あのさ…あなたの話を聞いてると、その弁護士さん、あまりよくないのでは?」
そして、彼女は知り合いのベテラン弁護士さんを紹介してくれたのです。
紹介された弁護士さんに、これまでの経緯を全て話しました。
すると、その方はこう言いました。
「きちんとするのであれば、裁判をした方が良いでしょう。ただ、裁判となると更に1年ほどかかる可能性はあります。」
「でも、あなたはもうかなり疲れているようだ。それなら、ある程度相手の主張を受け入れ、すぐに離婚し新たな生活を手に入れた方が、あなたの人生のためには良いかもしれません。」
正直、もう先の見えない調停のことばかり考えるのにかなり疲れていました。
ただ、出来るだけ不利になっては行けないと思い、頑張ってきました。
もう頑張らなくていいかも・・。
「すべてを飲む必要はありません。例えば、養育費が8万円の相場なら、今離婚してくれるなら、6万円に下げるなどの条件を付ける。最低限の主張はすべきです。」
そして、もう一つ、大切なアドバイスをくれました。
「思い切って、今の弁護士事務所の上司に、現状を相談してみてはどうですか?」
【衝撃】私の弁護士は「デビューしたばかり」だった
勇気を振り絞って、私はその弁護士事務所の上司に連絡を取ることにしました。
そしてそこで知った、驚くべき事実。
私を担当してくれていた弁護士さんは、弁護士デビューしたばかりの、とても若い方だったのです。
早く実績を積みたいからこそ、比較的解決が早そうに見えた私の案件を担当することになったのだとか。
上司の方も、これまでの経緯と、私の疲弊ぶりを真摯に受け止めてくれました。
話し合いの結果、私はその弁護士さんを解任し、友人が紹介してくれたベテラン弁護士さんに変更することにしたのです。また、弁護士費用について今回は返金をいただけました。
【驚愕】ベテランはここまで違う。1回の調停で全てが決まった
弁護士を変更してからの、最初で最後の調停。
ベテラン弁護士さんは、まず調停前に徹底的に準備をしてくれました。
- 夫と事前に電話で話し合い、お互いの妥協点を探る
- 書面で確認を取り合い、争点を絞り込む
- 調停は「形式的な確認の場」となるように調整する
その上で臨んだ調停は、かつての延々と続く話し合いとは全く違いました。
【決まった内容】
- 養育費: 月額6万円(相場より少し下がったが、子が20歳になるまで確実に支払うことが約束された)
- 財産分与:
- 貯金:半分を受け取れる
- 車の費用:半分を受け取れる
- 未払いの子ども手当:半分を受け取れる
- 親権: 夫は主張せず、私が取得
…そう、たった1回の調停で、全てが決まったのです。
夫が出ていってから、離婚が成立するまで、ちょうど1年。
長い、長い戦いでした。
でも、この経験から、私は確信しました。
弁護士はよく比べてからお願いした方がいいということ。
また、お金よりも大事なものもあるということ。
調停ですべてを「公平に」「完璧に」解決することは、難しいです。
もちろん、お金は大切です。
でも、それと同じくらい、いやそれ以上に大切なものがあります。
それは、あなた自身の心の平穏と、かけがえのない時間です。

