私の離婚体験談 まとめ

体験談
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長きにわたってお届けしてきた「離婚体験談」。いよいよ最終回です。
私の経験のすべてを、数字と実用的なアドバイスに凝縮してお伝えします。

【離婚の総決算】かかったものは「お金」と「時間」

1. かかったお金:約80万円

  • 弁護士費用:約60万円
    • 着手金:33万円
    • 成功報酬:約27万円
  • その他雑費:約20万円
    • 家の名義変更手数料・新規敷金礼金:約20万円 
  • 財産分与:約300万円
  • 養育費:月6万円(子どもが20歳になるまで、3万円*2人)

2. かかった時間:1年

  • 夫の家出から離婚成立まで、丸1年かかりました。
  • 調停は月1回ペース。精神的にも体力的にも、非常に長く感じる戦いでした。

【離婚成立、その後に待つ「手続きの山」】

離婚がゴールではありません。ここからが「新しい生活のスタート」です。以下の手続きが必要になります。

① 戸籍の移動

  1. まず、自分自身の戸籍を作る(筆頭者になる)。
  2. その後、子どもの籍を自分の新しい戸籍に移す

② 姓(名字)の選択

  • 離婚後、自分の姓は選べます
  • 旧姓に戻すか、夫の姓を引き続き名乗るか。
  • 私は夫の姓を名乗るのが嫌だったので、子どもと相談の上、旧姓に戻しました

③ 名義変更・改姓手続き(これが一番大変!)

諸々名義変更が必要になります。最低限、以下の変更が必要です。

  • 会社の名義(社員証等)
  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 各種保険証書
  • 公共料金の契約者名

【特に注意!役所関係の手続き】

  • 運転免許証の改姓
    • 最寄りの警察署(または運転免許更新センター)で可能。
    • ただし、新しい姓が裏面に「書き換え」されるだけ。表面の姓を変えたい場合は、更新を待つか、運転免許試験場に行く必要があります。費用約2,000円
  • マイナンバーカード
    • こちらも新しい姓が裏面に記載されます。
    • 【メリット】 新旧両方の姓がわかる公的書類になるため、「旧姓新姓がわかる公的書類を提出して」と言われる場面で便利でした。
  • 子ども手当(児童手当)の受取口座変更
    • 改姓後の新しい口座がなければ手続きできません。口座の変更を先に済ませてから、市区町村窓口へ行きましょう。

【私の経験から、あなたに伝えたい「9つの心得」】

  1. 「もしも」のための貯金を
    • 夫に内緒の口座を。生活費3ヶ月分は貯めておきましょう。これが「逃げる勇気」と「戦う体力」を生みます。
  2. 「名義」は分散させて
    • 家、車、賃貸契約…。すべてを夫(パートナー)名義にすることは絶対に避けましょう。共同名義を。
  3. 弁護士は「必ずしも必要」ではないが、選び方が全て
    • 話し合い離婚が可能で、調停で終わりそうな場合は、弁護士なしでもOK。用意する書類は財産と現在の収入が分かる書類位でした。
    • ただし、相手が話し合いを拒否する、感情的、モラハラ気質なら、最初からプロに任せた方がメンタルを考えると安心です。
    • 裁判になる可能性があるなら、弁護士がいた方が心強いです。
    • 【最重要アドバイス】 弁護士を「雇用主」として選ぶ時は、すぐに決めないでください。複数の事務所で無料相談を利用し、相性、経験、見積もりをしっかり比較しましょう。最初の相談は、法テラスや市の相談センターなど公的機関がおすすめです。焦って私のようにネット検索の一番上に飛びつくと、後悔するかもしれません。
  4. 「日記」は最強の武器
    • 日付と具体的な出来事を書く。調停での証拠になります。感情の記録でもあり、自分の気持ちを整理する助けにもなりました。
  5. 「婚姻費用」と「養育費」の相場を知れ
    • 感情論ではなく、「算定表」という全国基準があります。知識がないと、不当に低い金額を提示されても反論できません。
  6. 「完璧な公平」を求めすぎない
    • 調停はすべてを公平に解決する魔法の場ではありません。あなたの心の平和と時間も、大切な資産です。「ある程度の折り合い」で前に進む決断も立派です。
  7. 社会との接点を保て
    • 仕事(パートでも可)を続ける。経済的自立だけでなく、「母親」以外の自分の価値を確認でき、孤独感から救われます。
  8. 信頼できる「味方」を作れ
    • 家族、友人、職場の同僚。一人で抱え込まないでください。私を救ってくれたのは、友人からの一言でした。
  9. 公的支援をフル活用せよ
    • 児童手当、母子父子家庭の医療費助成、就業支援…知らないと損します。市区町村の福祉課に早めに相談を。

長い間、お付き合いいただきありがとうございました。
私の記事が、今まさに暗いトンネルの中にいる誰かの、小さな灯りになれたなら。
それが、私にとって何よりの喜びです。

人生1度きり!あなたの人生の主役は、あなた自身です。

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